実家に置いておいた山岡荘八の「徳川家康」を読み始めた。

 

もう30年くらい前に買って読んだものを、実家に置きっぱなしにしてあったのだ。

 

この前、実家に帰った時、何気なしに開いたところ、刈谷だとか岡崎だとか、今、住んでいる名古屋に近い地名が次々と出てくるので、つい惹かれて持ち帰ってきたのだ。

 

この本を読んだ30年前、高校時代?浪人時代には、こんなことは想像もしていなかったと思う。

 

読み始めて、今更ながら知ったこと。

 

織田信秀の家系、つまり織田信長の家系は織田氏でも嫡流ではないとは知っていた。

 

「徳川家康」によると

 

室町時代、尾張の守護職だった斯波氏の老臣・織田大和守が清洲に住み、織田伊勢守は岩倉に住んで、尾張上下4郡ずつを分けて治めていた。信秀の家は、その清洲の一家老にすぎなかった」という。