こんばんはーーーーーーーっっ!!
なんだかテンションの高いこごっちです。
あんまり忙しくて、もうハイテンパー
いかん。気をつけないと。後でがっくりくるから。。。。
さて、本日読み終えた です。
西村 健
ゆげ福 博多探偵事件ファイル
講談社文庫
博多中洲のラーメン屋台〈ゆげ福〉の息子、
弓削匠は、ラーメンには目がない私立探偵。
老舗ラーメン店の兄弟争いから起きた殺人事件や
”替え玉”受験のプロ殺人事件を、
体を張った捜査で解決してゆく。
探偵になるきっかけとなった父親の失踪の謎に
迫ろうとする匠に危険が迫る!!
西村健です。またもや・・・・。
今回も舞台は福岡です。
福岡弁炸裂~~~♪
今回のは8編からなる短編集ですが、
連載されていたものなので、話が続いていて
まるで長編を読んでいるような錯覚に陥ります。
いやもーーーーーーーーーーーっ!!
この本って・・・・・・・・・
めっちゃお腹すくんですけど~
たまらん。
博多探偵・・・というよりも
ラーメン探偵と言った方がいいです
主人公の匠やその友人がラーメン通で、
博多のあっちこっちのラーメン屋が出てきます。
それがどれもおいしそうなのよね~~~~。
豚骨スープが好きな方にはもうヨダレもの
読んでるだけでもうラーメンの匂いすら感じてしまうほどの
リアルさ。。。。
ううっラーメン食べたいっ
この匠・・・・父親の失踪を機に探偵となるのですが、
父親への想いがそのままラーメンへの想いとなっています。
ラーメンの薀蓄を語ることこそ父親を語るも同然。
父親が以前口に良くしていた言葉・・・
ラーメンには人間社会の縮図がある。もの悲しさから、
小さな幸せまで何もかも。
ふむ。
ここまでラーメンに傾倒できるっていうのも、
ある意味すごいですねえ。
私もラーメンは大好きですけど・・・・・。
(私は邪道だから味噌も醤油も塩も豚骨もみんな好き)
匠はもう全てのたとえが《ラーメン》になる。
そう
事件の解決のカギも、ラーメンの話をしていて
頭に閃くのだ~!!!!!
もうすご過ぎーーーーーーーーーーーっ
西村健・・・・上手く書いてます。
8編がどれも良いです。
何作かは昔の映画や海外の有名推理小説のパロディのように
なったりしているのも、その方面に詳しい方には面白いかも。
私は詳しくなくて、わかんなかったけど・・・・・。
(これは解説にそう書いてありました)
老舗ラーメン屋の兄弟争いから起きた殺人事件、
替え玉(麺の替え玉とかけてますね)受験の殺人事件、
連続放火事件、
ATM強盗事件、
などなど、全ての事件を《ラーメン》の発想で解決!!
それぞれがちゃんとした推理小説としてりっぱに書かれて
いるのに、
読んだ後の印象がど~~~~も
ラーメン一色になってしまうのは、
私が・・・私の胃袋が意地汚いのでしょうか????
だって本当にどのラーメン屋さんもおいしそうなんだもの。。
いや、ラーメン屋さんだけでなく、
インスタントの
「マルタイラーメン」ですら、調理法がナイス
マルタイの棒ラーメンといえば、九州では当たり前に
食べていましたが、
この作品に出てくるような調理の仕方をしたら
どんな素敵な味になるのかしら~~~~~ん。
面倒くさがりの私がチャレンジしてみるとは思えませんが。
(誰かチャレンジしてくれーーーーーーっ!!!!)
あ・・・・・・だめ。
ちっともレビューになってないわ。
わはは。
無理です。頭の中がラーメンでいっぱい
ラーメン好きな人は是非読むべし。
あ、でも豚骨が嫌いな人は読んだら具合悪くなるかも
匠の父親がやっていた屋台〈ゆげ福〉・・・。
誰もが絶する幻の味・・・・・・・・・・。
どんな味だったのかしらん。
じゅるる~~~~~~~~ん
星4つ