一つの水槽のメダカが、突然、全滅してしまったので、メダカの死亡した原因について、ネットで情報を調べてみました。
「一般に観賞魚に塩素系漂白剤はご法度というのが基本ですが、メダカが次々に死亡した水槽や鉢、ヒーターやフィルター、エアーストーン、砂利などには、死亡したメダカに感染していた病原菌などが付着しています。これは水道水の塩素くらいでは消毒できず、乾燥にも耐えることが多いため、例えば水槽内のメダカが全滅したから水槽を水道水で丸洗いして、砂利などもよく洗って天日で乾かしたとしても病原菌を死滅させることができず、消毒しない器具や砂利を使いまわすたびにまた病原菌が活性化し、どんな対策をしてもメダカの死亡が止まらない悪循環に陥ります。我が家では藍藻が大繁殖した水槽で魚の死亡が始まり、おそらくそこで何らかの病原菌が繁殖していたと思われます。その水槽の砂利を未消毒で様々な水槽や鉢で使い続けた結果、その砂利が入った水槽でのメダカの死亡が止まらず、最終的に発泡スチロールを水槽代わりにして、器具も刷新し、過去の水槽と完全に隔離した環境でメダカを飼育し始めたところ連続死が止まりました。連続死した水槽の砂利や水槽そのものを使いまわすときは塩素系漂白剤で殺菌消毒しましょう。そして塩素をよく洗い落として、再スタートしてみてください。残留塩素が心配なら砂利や水槽の使いまわしをやめて完全にすべてが新しい状態で始めてみる、という方法でもかまいません。なお残留塩素を抜くために、塩素消毒が終わったあとに水道水に用具全部を浸してそこにカルキ抜きを入れて丸一日置いてください。その後よく洗い流します。またスネールやタニシなどがキャリアになっている可能性もあります。次の水槽に前の水槽で発生したスネールなどの貝類を再投入するとそれを起点に病原菌が再発生する危険があるので再投入はやめたほうがいいです。」(ちょこっとアクアの技術集)
♫ 手習(源氏53) ♫