大阪の都市部では、クマゼミが朝から一斉に鳴き始める時期と、小学校の夏休みが始まる時期が、ほぼ同時です。今年の関西は、6月末には梅雨明けしていたのですが、クマゼミの朝の大合唱は、子ども達の夏休みと同時に始まりました。ネットでクマゼミについて調べてみました。

 「クマという名にふさわしい、黒くてがっしりした体つきの大型のセミ。真夏にシャーシャーと大きくて高い声で鳴きます。大きさは6~7cm。羽は透明(とうめい)で、羽の脈はつけ根が緑色をしており、先端(せんたん)に行くほど黒色になります。背中(せなか)側の胸(むね)は真っ黒で模様(もよう)はありません。セミの成虫の寿命(じゅみょう)は1週間ほどと短いと思われていますが、果たして本当なのでしょうか?大阪(おおさか)で調査された結果では、野生下でクマゼミが1か月ほど生きていたそうです。クマゼミの幼虫(ようちゅう)は2~5年の間、地中で暮(く)らしていることから、セミは決して短命な生きものではないことがわかります。 セミの仲間はオスしか鳴きません。オスが鳴くのはメスを呼(よ)び寄(よ)せるためで、種類によって鳴く声が違(ちが)います。種類によって鳴く季節、時間帯、生息場所が少しずつ違います。身近な自然で、いつの時期に、どんな種類のセミが、どのような場所で鳴いているのか、自由研究で調べてみませんか?」(いきものログ)

 

 

♫ 藤袴(源氏30) ♫