ツマグロヒョウモンが、最近飛んでいる姿をよく見ます。ツマグロヒョウモンについて、ネットで情報を調べてみました。
「翅の模様がヒョウの体の模様に似ていることと、端を意味する’ツマ’が黒いことが名前の由来です。幼虫は黒地に赤い線が入った模様で、トゲが生えています。このトゲに毒はなく、触っても大丈夫です。成長するにつれて食欲が旺盛になり、スミレやその仲間のパンジーなどを一株すべて食べつくしてしまいます。もとは暖かいところに生息するチョウで、1980年代頃までは近畿地方以西でしか見られませんでしたが、現在では東京でも見られるようになり、地球温暖化が原因と言われています。天敵に狙われないよう、メスは毒を持つカバマダラというチョウに擬態していると言われています。飛び方もオスに比べてゆっくりで、翅をふわふわと動かしながら飛びます。」(足立区生物園)
こぎつね研究室の庭では、ビオラ、パンジー、スミレをあちこちに植えていて、ツマグロヒョウモンが卵を産みに来てくれるようにしています。毎年、ビオラが枯れるころに、幼虫をよく見かけるので、成虫まで育てるには、食草が不足します。真夏は、どのようにして生きながらえているのでしょうか、気を付けて観察してみたいと思います。
♫ 野分(源氏28) ♫