今年の夏至は6月21日でした。日の出は4時44分、日の入りは19時15分、です。南中高度は78.8度でした。今から80年後(2100年頃)、日の出や日の入り時刻、また、太陽の南中高度などの変化はないのですが、温暖化が進んでいると考えられています。新聞報道では、北海道の2100年頃の天気予報を伝えていました。 

 「北海道内では内陸を中心に、40度を上回る猛烈な暑さとなるでしょう」――。北海道立総合研究機構が約80年後の2100年頃を想定した天気予報の動画をホームページで公開している。動画は気象予報士が各地の最高気温などを紹介。地球温暖化が進み、各地で40度を超える暑さになるとしている。現在を「今より涼しかった80年ほど前」と表現し、「真夏でも公園で子どもが遊び、今では考えられない状況だった」と伝えている。夏と認識されている時期も7~8月から6~9月へ延びている。

道総研エネルギー・環境・地質研究所が、国内外の気象予測モデルを基に作成した。ただ、釧路市や稚内市などでは将来的にも最高気温が30度未満の日が多く、同研究所の鈴木啓明主査は「企業移転や移住の検討において、北海道の涼しさがより強みになる可能性がある」と話している。」(読売新聞)

 上記の「2100年には、夏と認識されている時期も7~8月から6~9月へ延びている。」また、「80年前は、真夏でも公園で子どもが遊び、今では考えられない状況だった」、という報告は、もうすでに最近の大阪の状況であると言えそうです。今年の、梅雨の合間の晴れの日は、34度近くまで気温が上がり、夜も28度ぐらいまでしか下がりません。やはり8月半ばが一年で一番暑くなると考えると、今年の夏は、猛暑、酷暑が続く可能性があります。

 

♫ 常夏(源氏26) ♫