今日は、気温が28度ぐらいまで上がるようですが、まだ30度以下なので、川沿いを歩くことにしました。川沿いは、日陰がないので、真夏に歩くのは危険です。5月23日に、森ノ宮駅~鴻池新田駅まで歩いているので、その続きを歩きました。前回も、川沿いを歩いたのですが、今回も、ほぼ川沿いを歩いて、深野池跡へと行きました。

 かつて、上町台地の東側の大阪平野には海が入り込んでいて、河内湾の時代(縄文時代)がありました。その後、大阪湾とは切り離され、河内潟、河内湖の時代になり、さらにその湖が小さくなり、最後まで残ったのが深野池ということでした。野崎観音もこの近くにあり、江戸時代には、屋形船で野崎観音までお参りする人が多く、大阪市内から湿地帯を通り、船で参拝するのが一般的だったようです。

 学生の頃、少し地質学を学んでいて、大阪平野の形成についても興味を持っていました。深野池は、その頃から知っていたのですが、今頃になって初めて、深野池の跡を訪ねることができました。昔の湿地帯が広がっていた大阪平野の原型をとどめているのだと感慨深く見ました。

植物草本は、マルバルコウソウ、イモカタバミ、オオキンケイギク、オルラヤ、サルビア、シロツメクサ、セイバンモロコシ、セイヨウオトギリソウ、ツタバウンラン、トレニア、ノブドウ、ハンゲショウ、ヒナキキョウソウ、ペンタス、ホトケノザ、ミツバツチグリ、リュウキュウアサガオ、などの写真を撮りました。

植物木本は、パンドレア(ソケイノウゼン)、カクレミノ、カツラ、サンショウ、シモツケ、ナンキンハゼ、ナンテン、ブドウ、などの写真を撮りました。

鳥は、カルガモ、ダイサギ、ムクドリ、スズメ、などの写真を撮りました。

虫は、セスジイトトンボ、アジアイトトンボ、コシアキトンボ、コフキトンボ、シオカラトンボ、ベニシジミ、モンキチョウ、などの写真を撮りました。また、こぎつね研究室では、ジャコウアゲハ蛹、アオスジアゲハ蛹、アオスジアゲハ幼虫、アゲハ羽化、の写真です。

 

鴻池新田駅

 

鴻池新田会所

休館中

 

寝屋川

 

深野池近くの寝屋川

 

深野池水門

 

生駒山からの山並み

 

深北緑地地図

 

深野池