三光神社には、「大阪七福神めぐり」の案内がありました。
①三光神社(寿老神)➔1.5㎞、②長久寺(福禄寿)➔1㎞、③法案寺(辨財天)➔1㎞、④宝満寺(毘沙門天)➔1㎞、⑤大國主神社(日出大黒神)➔0.7㎞、⑥今宮戎神社(えびす大神)➔1㎞、⑦四天王寺布袋堂(布袋尊)、です。
この順番に回ったわけではないのですが、「大阪七福神めぐり」の全ての場所は訪問できています。ここでは、七福神について、ネットで情報を調べてみました。
「七福神めぐりは、江戸時代に江戸っ子達のあいだで正月行事として流行りはじめたといいます。それが全国に広がり、現在では七福神めぐりが全国で300ヵ所以上あるといわれています。たとえば七福神めぐりの発祥の地とされる東京の有名どころをあげてみると、都内最古の谷中七福神をはじめ、由緒ある寺社の元祖山手七福神、今に残る江戸の風情がうかがえる浅草名所七福神をはじめ深川、柴又、亀戸、日本橋と多数の七福神めぐりがあります。これだけ多くの地方や地域で七福神めぐりがあるのは、それだけ多くの人達からの人気を集めていたといえるでしょう。
さて、これだけ多くの支持を集める七福神とはどういう神様達で、どういうご利益があるのでしょうか。また七福神とはそもそもどういう神様達なのか、簡単におさらいしていきましょう。七福神への信仰は室町時代から生まれたと考えられています。当時人気のあった福徳の神様を集めたもので、古代中国の竹林の七賢に倣ったとも、仏典にある七難即滅、七福即生(7つの災難がすぐに消滅して、7つの福がすぐに生まれるという意味)が由来になったともいわれています。神様の数が多かったりするなど最初から今あるような七福神の形ではなかったようですが、七福神めぐりの始まる江戸時代には現在の七福神の形に落ち着いていたようです。
それでは次に、七福神のそれぞれの名前と由来やご利益をあげていきましょう。まず恵比寿天は、蛭子尊もしくは事代主(ことしろぬし)とされています。漁業や商売繁盛の神様で、福財を授けてくれるとされています。大黒天はヒンドゥー教のシヴァ神の別名のマハーカーラです。台所の神、五穀豊穣の神様で豊作、商売繁盛、出世開運がご利益です。毘沙門天も同じくインドのヒンドゥー教のヴァイシュラバナという神様で金運UPがご利益といわれています。弁才天も同じくサラスヴァティーという元はインドの水の女神です。ご利益は金運が主なようです。七福神の残りの神様は中国からです。寿老人と福禄寿は道教に出てくる神様で、長寿などがご利益です。最後の布袋尊は中国に実際にいた禅宗のお坊さんで家運などがご利益です。
まだ近代化していない古い時代の日本にとっては、世界とは唐・天竺(現在の中国とインドの領域)でした。三国一の〜という優れたさまを形容する言葉がありましたが、これは日本と唐、天竺で一番ということを意味しています。七福神には日本と唐・天竺の神様が一堂に会しているわけで、世界の神様のオールスターといえなくもないかもしれません。」(シャディーJP)
<このホームページから学んだこと>
①七福神めぐりは、江戸時代に江戸っ子達のあいだで正月行事として流行りはじめた。
②現在では、七福神めぐりが全国で300ヵ所以上ある。
③七福神には日本と唐・天竺の神様
恵比寿天は、蛭子尊もしくは事代主(ことしろぬし) 日本
大黒天は、ヒンドゥー教のシヴァ神の別名のマハーカーラ インド
毘沙門天も、同じくインドのヒンドゥー教のヴァイシュラバナ インド
弁才天も同じ、くサラスヴァティーという元はインドの水の女神 インド
寿老人と福禄寿は、道教に出てくる神様 中国
布袋尊は、中国に実際にいた禅宗のお坊さん 中国
七福神めぐり
三光神社
寿老神