昆虫館の方から頂いた「虫展」の割引券があるので、伊丹ミュージアムに出かけることにしました。行きは、大阪から阪急電車で伊丹駅まで行き、帰りはJR伊丹駅から大阪駅に戻りました。虫展については、ホームページに次のような紹介がありました。

 「はるか昔から日本の人びとにとって、小さく儚い「虫」は身近な存在でした。なぜなら、「虫」は日本列島のもつ豊かな自然環境の写し鏡であると同時に、生活のなかに深く息づくものとして、人びとの感性と文化を形成してきたからです。一方で「虫」たちは人びとの暮らしに利活用され、さらには神仏のように崇められ、化け物として畏れられてきました。それは豊穣の恩恵と無慈悲な天災という自然のもつ二面性ゆえであり、伝説、風習、信仰という形で日本の人びとの心に刻まれているのです。

 このたび市立伊丹ミュージアムでは、この日本の文化と歴史のなかにさまざまな形で登場する「虫」について、美術・工芸・俳諧・歴史の多彩な分野の作品資料約140点を通してご紹介します。人びとが「虫」についてどのように認識し、研究し、愛でてきたのかを多角的に知るとともに、多種多様な「虫」の奥深い面白さを知る機会となるでしょう。」

 古代より、虫は、人々の生活の中で、災い、活用、風流、芸術、物語のキャラクターなど、多様に取り扱われてきていることが分かりました。

 

虫展

 

虫展 ポスター

 

市立伊丹ミュージアム 中庭

 

有岡城跡

JR伊丹駅近く