酷暑の頃は午前中に、大阪市内の大きなビルの影の中を、北へと歩くようにしています。御堂筋、谷町筋、堺筋、と歩いているので、今日は、松屋町筋を南から北へと歩くことにしました。

 大阪市内を南北に通る「主な筋」を調べてみました。「①新なにわ筋、②あみだ池筋、③なにわ筋、④四つ橋筋、⑤御堂筋、⑥堺筋、⑦松屋町筋、⑧谷町筋、⑨上町筋」の9筋があるようです。また、東西は「通り」と呼ばれていて、主なものは、「①扇町通、②曾根崎通、③土佐堀通、④中央大通、⑤長堀通、⑥千日前通、⑦国道26号、⑧国道43号」の8通(とおり)があります。京都では、南北の道も東西の道も「通(とおり)」と呼ぶようです。神戸と大阪は、筋、通と、呼び分けているということです。また、難波周辺には、「心斎橋筋、戎橋筋、丼池筋、三休橋筋、中橋筋、藤中橋筋」などの名称のついた少し道幅の狭い筋もあります。

 今日は、まず天王寺駅から北へしばらく谷町筋を北上し、口縄坂を下って松屋町筋に入りました。松屋町筋は、前回歩いた堺筋よりも静かで歩きやすい道でした。長堀通と交差する周辺は松屋町の中心地で、人形、花火を売るお店が並んでいて、アーケードもついています。中央大通と交差してからの、北側の松屋町筋は初めて歩く道でした。大阪商工会議所や、マイドームおおさかなどの建物があり、もう少し北へと歩くと、京阪電車の北浜駅と淀屋橋駅の丁度中間点に出ました。さらに真っ直ぐ天神橋を渡り北へと続きますが、今日は、西へ淀屋橋駅まであるいて、地下鉄御堂筋線で家に戻りました。

植物は、ヤノネボンテンカ、ナツメ、の写真を撮りました。

通過地点は、天王寺駅、口縄坂、松屋町筋、大阪商工会議所(五代・土居・稲畑の像)、マイドームおおさか、北浜駅、淀屋橋駅、です。

 

口縄坂

 

松屋町筋から見た 上町台地

 

西町奉行所趾