最近、あちこちでマルバハッカが見られます。雑草として、見られるようです。ネットで、その状況について調べてみました。
「雑草化して、草地などでも見られることがある。全体に強いハッカ臭があり、白毛が生える。茎の断面は四角形。葉は対生し、長さ3~5㎝、幅2~4㎝の惰円形~円形、葉先が円く、柄がなく、基部は茎を抱く。葉脈は深く、縁に鋸歯がある。葉裏は腺点があり、毛が多く、分岐毛もある。枝先に長さ3~6㎝の花序を出し、白い唇形花を多数つける。花序の仮輪はほとんど連続する。」(三河の植物観察)
「ハーブでいうミントのことです。ミントには多くの種類があり、その変種も多く作られていて少なくとも30種以上はあるといわれ、品種の見分けは大変困難です。共通する形態と性質は、シソ科特有の四角い茎、芳香のある葉、葉腋に花をつけ草丈は50cm~1m近くになり、地下茎で容易に拡がる点です。香りはそれぞれで微妙に異なります。ミントはエジプトのピラミッド建設の頃には労働者の食事に用いられたり、防腐のためにミイラの下に敷かれたりしたとの記録があるそうです。「医学の父」と呼ばれるヒポクラテス(BC460~370頃)の医学書では、治療薬の中にミントを入れ健胃薬、気付け薬として処方されていることからも、ミントは古くから利用されていたことが分かります。」(東邦大学)と、書かれていました。
マルバハッカ