今日は、図書館に行く日なのですが、図書館は10時開館なので、フィールドワークの帰りに新金岡駅で地下鉄を降りて、堺北図書館に寄って帰ることにしました。まず、朝7時に家を出発して、地下鉄で天王寺まで行きました。二日前には、谷町筋を天王寺から北へと歩いたので、今日は堺筋を北へと歩くことにしました。天王寺駅から、天王寺公園、通天閣の下を通り、堺筋に入りました。

 先日歩いた谷町筋は、道幅も歩道も広く、ゆったり歩くことができたのですが、堺筋は、北向き一方通行の道で、歩道も狭いので歩きにくい道でした。さらに、日本橋、難波周辺を歩くことになるので、朝からとても多くの人がいました。特に、難波周辺にはホテルがたくさんあるので、日本人よりも外国人の方が多いのではないかと感じました。

 道頓堀川近くには、「道頓・道卜紀功碑」があります。ネットで情報を調べました。

「道頓・道卜の功績・・道頓は大坂城築城工事に従事。秀吉(ひでよし)からその恩賞として荒地だった現在の道頓堀一帯を与えられた。道頓は道卜(どうぼく)ら親戚と相談し、私財を投じて慶長17年(一六一二)開削工事に着手。2年後、大坂の陣が始まり、道頓は秀吉の恩義に報いるため西軍に味方するが、落城時に戦死。以降は道卜ら親戚が中心になり工事を続け、元和元年(一六一五)に完成した。当初は南堀川と呼ばれていたものを、初代大坂城主・松平忠明(まつだいらただあき)が道頓の功績をたたえ、道頓堀と命名した。大正3年(一九一四)、道頓・道卜は従五位を贈られた。これを記念し、翌年、地元の有志が道卜の屋敷があった場所に石碑を建立。なお現在では、道頓は成安(なりやす)姓であったことが定説化している。」と言うことでした。

 本町駅に近づくころには9時前になり、ここでは会社員の人達が地下鉄駅から川の流れのように出てきて、それぞれのビルの中へと吸い込まれていきました。世間の人は、働いているのだなと思いました。

植物は、チョウセンアサガオ、の写真です。

本は、堺北図書館で、次の3冊を借りました。

①糸井重里他『賢人の手帳術』幻冬舎2012

②中川汀雨『書道奥の細道』金園社1986

③バーネット、脇明子訳『秘密の花園』教文館2023

 

新世界周辺

 

安居道頓・道卜 石碑

 

船場地域