とても面白い本でした。かつて、こぎつね附属小学校で担任をしていた時は、毎日子ども達の日記を読んで、返事を書いて返却していました。教師のコメントは、それぞれの子どもに、ほんの1行だけ書いていましたが、的確に書くのが大変でした。また、夏休み後の日記を読むのは、とても大変でした。9月1日からも、毎日の日記は提出されるので日記への返事を書きながらも、夏休み中に書かれた40人の日記を読んで、返事を書いていました。9月末ぐらいまでかけて、40人の40日分の日記を読み終えるようにしていまいた。すごい量のしごとをしていたなと、今更ながら思い出されます。勿論、日記だけではなく、毎日の各教科のノートも読んで、コメントを書いていました。学習ノートの場合は、毎時間、学習の振り返りを数行書かせていたので、その部分を中心に読むようにしていました。
伊藤羊一さんの1行日記は、本当に1行だけ、その日の一番気になること、考えたこと、これからしたいことなどを書くようにしていました。そして、その1行日記を時々、1週間分、また、1ヶ月、3ヶ月分を、一気に読み返すことが大切だと書いていました。自分が書いている日記(悠遊探路)に置き換えて考えると、もしかしたら、悠遊探路の表題部分か、仮想研のテーマの所が、伊藤羊一さんの書かれている1行日記に近いかもしれないと思いました。この本を読んでからは、伊藤羊一さんの1行日記に対応するような、表題を書くようにしたいなと思いました。
さらに、10年日記も3年前から書き始めています。10年日記は、書く欄が少ししかないので、伊藤羊一さんの1行日記を参考にして、あとで見直すことに意味がある内容を書くようにしなければいけないなと思いました。
♫ 萩(ハギ) ♫