数日前に、堺自然ふれあいの森に行った時、小さくて泥をかぶっているセミの抜け殻を多数見かけたのですが、ニイニイゼミの姿を見つけることが出来ませんでした。今日は、しらとり公園で、木に止まっているニイニイゼミの写真を撮ることができました。ニイニイゼミについて、ネットで情報を調べてみました。
「都市部から平地の森林に生息する。都市部の緑地などでも見られるが、幼虫が生存するには湿気を多く含んだ土壌が必要で、乾燥する公園などでは数が少ない。サクラに止まっているのをよく見かける。成虫は梅雨の最中の6月下旬ごろから発生し、ほかのセミより早く鳴き始める。8月には少なくなり、9月にはあまり見られなくなる。卵は枯れ木などに産みつけられ、約40日で孵化する。幼虫は土中で3年程度すごす。1世代は約4年といわれている。成虫・幼虫ともに口吻(こうふん:とがったストローのような口)を突き刺して、木の汁を吸う。サクラ、ミカン類、ビワなどを好む。頭部と前胸部の地色は灰褐色、後胸部と腹部は黒い。ニイニイゼミの抜け殻は全身に泥をかぶっているので、ほかのセミの抜け殻と容易に区別がつく。また、成虫は他種に比べて木の幹や根元などの低い場所に多い。オスは「チー……ジー……」と繰り返し鳴く。」(HONDAアウトドア図鑑)
ここに書かれているように、ニイニイゼミは、サクラの木に止まっていました。
ニイニイゼミ
♫ 金葎(かなむぐら) ♫