カタバミの写真を撮りました。葉が緑色と紫色の両方のカタバミがありました。紫色の葉のカタバミは、最初、アカカタバミかなと思っていたのですが、花には赤みがなく、カタバミでした。ネットで情報を調べると、そのことに興味を持って、調べている研究者がいるということでした。
「赤色や緑色の葉を持つカタバミ。なぜ異なる色を持つのだろう。千葉大学の深野祐也准教授(進化生態学)らの研究チームが、その理由に迫った。発端は、2020年春ごろのこと。「都市部のカタバミって、なんか赤い葉が多くない?」当時10カ月の娘を抱っこして家の近くを散歩していた深野さんは、赤みがかったカタバミを見て、ふと思った。研究仲間に相談し、調べてみることにした。都市部は、地面がコンクリートなどで覆われて熱がこもりやすい。真夏には地面の温度が50度を超えることもある。深野さんらは、カタバミの葉が赤くなっているのは、都市部の高温に適応するためではないかと考えた。東京都や神奈川県、埼玉県の26地点のカタバミを調べると、赤い葉の平均割合は緑地で1・2%、都市部で71・1%と大きな違いがあった。たった数十メートルしか離れていない公園の芝生と住宅地で葉の色が異なるケースもあった。」(朝日デジタル)
カタバミ
カタバミ
♫ 木槿(むくげ) ♫