御霊神宮の近くでナツツバキの木を見ました。もう花が終わっていて、実ができていました。来年は、花の時期に行ってみたいなと思います。ナツツバキについて、ネットで情報を調べてみました。
「福島及び新潟以西の本州、四国、九州に分布するツバキ科の落葉樹。その名のとおり、6月~7月にツバキに似た白い花を咲かせる。山地の林内に自生するが、新緑、紅葉、幹の様子が美しく、シンボルツリーとして玄関等に植栽されることが多い。花はその年に伸びた枝葉の脇に咲き、直径は5~6センチほど。5枚ある花弁の先端は波打ち、まばらにギザギザしている。花の後には乾いた果実ができ、9~10月頃に熟すと自然と五つに裂け、中から種子がこぼれ落ちる。空になった実はその後も長い間、枝に残って越冬する。樹高は最大で20mほどに達する。大木になると幹の表面が薄く剥離し、サルスベリやリョウブのような独特の縞模様ができる。ナツツバキが寺院に多いのは、ブッダがその木の下で入滅したとされ、平家物語の一節に登場する「沙羅双樹」(フタバガキ科)と混同されたため。分類上の関連はないが、熱帯性の沙羅双樹に代えて植栽される例は多く、本種を沙羅の木と呼ぶことも多い。」(植木ペディア)
「ナツツバキとヒメシャラの見分け方花の違いは、ナツツバキの花は直径5~6センチでツバキ大になるが、ヒメシャラの花は直径1.5~2センチと小さくてあまり目立たない。開花はヒメシャラの方が一か月ほど早い。ナツツバキは葉の裏全体にまばらな毛を生じるが、ヒメシャラは葉脈の上にのみ毛を生じる。またナツツバキの葉は秋に黄葉することが多いが、ヒメシャラは紅葉する。」(植木ペディア)
ナツツバキ 実