今日は、余りに暑くて、フィールドワークには出かけませんでした。エアコンを付けて、部屋の片付けを一日中しました。
今は、「本を読んでいる暇がない」という状況です。もう少し正確に言うと、「本を読む生活をしていてはいけない」ということです。座ってゆっくり本を読んでいると、筋肉が直ぐに細ってしまいます。立って本を読むと少しは良いのかもしれないのですが、通勤電車でもないので、それも出来ません。今、生活の中で大切なことは、動き回る、フィールドワークに出かける、家事をする、運動をする、などが大切です。一日中、本を読む生活をしていると、病院でベッド生活と同じ状況となります。若い人は新陳代謝が活発なので、すぐに元の生活に戻れるのですが、年齢が上がってくると筋肉の減少が直ぐに進みます。また、筋肉を付けるにはすごい努力が必要です。
家にある本は、もう一度読む事はありません。30年間近く堺市から奈良市まで通勤をしていたので、電車の中で本がよく読めました。また、出張にも各地へ行ったので、常に片手には本を持つような生活でした。学校では、学級便り、学年便り、理科便り、学校便りや、教育論文を書く、また、年に数度の公開研究授業の準備に、本を常に読んでいました。そのため、本当にたくさんの本が家にあります。もう、これらのしごとは、しなくて良いので、今は楽しむための本だけを読めばよいということです。図書館に通う時間ができたので、読みたい本は借りて読むことができます。現在、家の本棚から取り出して見るのは、花、虫、鳥、キノコなどを、図鑑を調べる時くらいです。それも、ネットでかなり出来るようになりました。もうしばらくは理科教科書にかかわるようなので、これら図鑑は残すことにして、他の本は、全て処分してもよい時期になっています。読みたい本、必要な本は、図書館で借りて読みます。また、新しい本は買って読むので、古い本はもう全く必要ありません。
何度も何度も自分に言い聞かせるように、時々このような文章を書いて、本を処分しています。
♫ 百合(ゆり) ♫