今年も、茶臼山古墳横の河底池で、ハンゲショウの花を見ることができました。情報をネットで調べてみました。
「6月の終わり頃から、茎の先端部の葉数枚が部分的に白くなる。 夏至から11日目を半夏生といい、このころに花を開き、葉が白くなるからハンゲショウと呼ばれる。 また、別の説では、花に近い葉っぱの一部が白くなり花よりも目立つので、“半化粧”だとも言われる。 ドクダミ科に属し、白い部分の葉はドクダミの白い苞葉の祖型で、日がたつと白い色は緑になる。 低地の水辺や湿地に群生する多年草。臭気がある。大阪府レッドリスト2014準絶滅危惧」(大阪府立環境農林水産総合研究所)
「半夏生は6月下旬~7月初旬頃に、白く細長い花穂が咲く時期に、葉の半分(表面)が白くなるドクダミ科の多年草です。繁殖力が旺盛で非常に育てやすく、日当たりの良い湿地などで太い地下茎を伸ばして群生していきます。その群生している様子は美しく、観賞用として庭園に植えられていることもあるほど。京都にある建仁寺には半夏生が有名な庭園があり、寺院建築と半夏生の美しい草姿のコントラストが楽しめます。古くから茶花としても親しまれており、季節を感じさせる植物の一つでもあります。しかし、年々自生地は減少しており、地域によっては絶滅危惧種に指定されているところもあり、この先数が減ってゆくことが懸念されているのも事実です。湿地帯や水辺の減少で半夏生の自生に適した土地が減ってきていることが原因とされています。」(近江庭園)
と、いうことでした。大阪府では、大阪府レッドリストに入っているようです。花近くの白くなる葉は、総苞の役目と関係していると、分かりました。
ハンゲショウ
♫ 芒種末候 ♫