オーストラリアのこぎつねから、生き物の写真が送られてきました。
「4/6にサマータイムが終わり、日本との時差が1時間になりました。日が暮れると沢山の虫の音が聞こえてきます。先日、Woy Woyという場所で野生のペリカンを見ました。海岸近くの魚介類のレストランの屋根に数十匹のペリカンがずらりと並んでいるのを発見しました。今まで、別の海岸付近の魚介類レストランにカモメがいるのは見たことがあったのですが、ペリカンがいるのは初めてでした。それらの大きさと姿、形に驚きました。しばらくして、そのレストランの営業が終わると、お店の人が食べ残しなどの魚を海に流し入れ、屋根にいたペリカンたちが海の中へ飛んで入り、それらの魚を勢いよく食べていました。レストランを通り過ぎ、海岸を歩いていると、のんびりと泳いでいたり、船を繋いでおくための柱の上で寝ていたり、穏やかに過ごしているペリカンたちもいました。」と、いうことでした。
野生のペリカンが見られるなんて、オーストラリアは自然豊かですね。ペリカンをはじめ、添付されていたチョウなどの情報を検索してみました。
今回も、素敵な写真をありがとう。
①Pelican ペリカン
ペリカンは、ヨーロッパやアジア、アフリカなどの内陸の湖や沼、河口付近を主な生息地としています。シロペリカン、カッショクペリカン、モモイロペリカンなど8種類ほどいます。食性は動物食で、主に魚類を食べますが、甲殻類を食べることもあります。動物園では、アジなどの魚を1日1羽あたり1~2kgも食べます。
オーストラリアでは、コシグロペリカンが本土やタスマニアに生息しています。コシグロペリカン(学名:Pelecanus conspicillatus)は、ペリカン目ペリカン科に分類される鳥類です。オーストラリアペリカンとも呼ばれ、背中の黒い羽と大きなピンクの嘴が特徴です。全長は1.5~2メートル、体重は10kg前後にも及ぶ大型のペリカンです。オスはくちばしの根元が青く、メスは黄色です。幼鳥はくちばしが灰色です。オスは喉元に白いしまがあり、深い茶色の羽毛、メスは灰色がかった茶色です。コシグロペリカンは、主に海岸地帯の波の高くない場所や内陸部の湖沼、流れの緩やかな河川に生息しています。また、地域によっては都市域でも見られ、餌を求めて庭に来ることもあります。コシグロペリカンは、長距離の飛行をこなす外洋性の海鳥で、繁殖期以外は沖合いで生息するため、船上から見られることが多いです。空中からダイビングをしてエサをとります
②yellow admiral
イエローアドミラル(Vanessa itea)は、オーストラリア、ニュージーランド、ロード・ハウ島、ノーフォーク諸島に生息する蝶です。マオリ語では「kahukōwhai」と呼ばれ、これは「黄色いマント」を意味します。イエローアドミラルは、黒とオレンジ色の羽に大きな黄色い模様があり、前翅の下には青い目玉模様があります。都市部や森林、林地に生息しています。
③Meadow Argus
メドウアグスは、タテハチョウ科に属するチョウの一種で、学名はJunonia villidaです。オーストラリアやネルソン島に生息しており、イギリスではAlbin's Hampstead eyeとも呼ばれます。茶色の羽に青い目玉模様があり、その周りに茶色やオレンジのリングがあります。都市部や森林、林地に生息しています。
④Epicoma melanospila
Epicoma melanospila(エピコマ・メラノスピラ)は、ブラックスポットモス(黒点蛾)とも呼ばれ、オーストラリアに生息しています。
⑤Leaf Curling Spider
葉巻き蜘蛛(Leaf Curling Spider)は、オーストラリアの一般的な蜘蛛で、Phonognatha graeffeiという学名があります。東北部、東部、南部の州の都市部や森林に生息しています。葉巻き蜘蛛は、日中活動するクモで、捕食者から身を守るために、絹でできた巣の中で過ごします。他のクモと同様、1年しか生きず、主に夏の終わりに目撃されます。葉巻き蜘蛛は、柔らかい緑の葉から始めて、乾燥した葉へと進んでいきます。また、卵の一部やセミの殻などの珍しい素材を使って巣を作ります。