仮想研は、仮想科学教育研究所の略、としています。自分がしごとを始めた最初の職場が科学教育研究所でした。自分にとっては、大学院に行ったような時期に当たります。4年ほど勤めてから、小学校の先生になりました。今は、その科学教育研究所の組織がなくなっているので、自分一人で、その科学教育研究所を仮想空間で復活させていこうと思って書き始めました。新たに出合ったり、気になったりした、植物や鳥や昆虫について、ネットで調べ学習をしているコーナーになっています。講習会や観察会に出かけて教えてもらうことを殆どしていないので、自分で情報を収集する事は大切だと思って取り組みを進めています。

 ほぼ毎日、カメラを持って、フィールドワークをしているのですが、写真を撮るだけでは深まりません。まず、写真撮影した生き物は、最近、グーグル画像検索を使うことで、かなり素早く生き物の名前まで行きつくことが出来るようになりました。2年前までは、図鑑を使って調べていたのですが、格段早くなりました。かつて、あまり出合ったことのない植物(特に帰化植物や栽培植物)に出合うと、一つの植物を調べるのに30分以上はかかっていたのですが、今は直ぐに調べられて、その分かった植物名や鳥の名前で、さらにあちこち検索をすることで、かなり正確に深めることができています。

 また、植物や昆虫や鳥などの生態情報は、グーグルAIが文章で示してくれます。これも、最近(1年以内)使い始めました。かなり的確に、まとまった文章で紹介してくれるので、重宝しています。自ら学ぶには、とても便利な時代になってきていることを実感しています。自分の学習用なので、グーグルAIがまとめてくれる情報を、あまり著作権などを気にしないで活用させてもらっています。

 

♫ 清明次候 ♫