今日は、卜伴(ぼくはん)椿の写真を撮りました。卜伴椿についてネットで調べてみました。
「卜伴(ぼくはん)椿は、濃紅色の一重咲きの花弁に、白色の唐子咲きのツバキの品種です。花の中心が唐子と呼ばれる白色の花弁になるため、関西方面では月光(がっこう)、中部地方や関東地方では卜伴椿(ぼくはんつばき)と呼ばれています。卜伴は、江戸時代から知られる古典品種で、4月中旬に開花します。花弁は濃紅色で、長さ5センチメートル程度、花形は非常に個性的です。蕊が白い花弁状に変化し、中央に切れ込みの入った花弁が二重から三重に開きます。」
「椿は江戸時代に流行し、様々な品種改良が行われました。数ある椿の中に「卜伴椿」があります。泉州貝塚の茶人卜伴によって植えられたと伝えられる椿の品種で、卜伴の「伴」の字はちがいますが、おそらく貝塚寺内の領主で願泉寺住職である「卜半」の名前に由来すると考えられます。「卜伴椿は、江戸時代初期にはその存在が知られ、当時の園芸書「広益地錦抄(こうえきちきんしょう)」にも紹介されており、現在何千とある品種の中でも人気のある品種といえます。濃い紅色の一重小輪で、唐子咲きというおしべの先が変形して花弁のようになり、よじれて盛り上がった特徴のある花で、唐子の部分は白色です。卜伴椿は江戸時代の終わりごろまで願泉寺境内に大木があったことが伝えられています。また、卜伴椿は別名「月光(がっこう)」とも呼ばれていますが、ちがう種類で唐子の部分が紅色の紅卜伴(べにぼくはん)(別名「日光(じっこう)」)には樹齢300年以上といわれる古木が京都の霊鑑寺(れいかんじ)にあります。」(和泉市)と、いうことでした。
泉州貝塚の茶人卜伴に関係するということです。濃い紅色の一重小輪で、唐子咲きというおしべの先が変形して花弁のようになり、よじれて盛り上がった特徴のある花ということでした。
卜伴椿
♫ 椿 ♫