今日、こぎつね附属小学校に行ったとき、校長先生(大学の教授)もおられて、少し話をしました。校長先生は、「数学者である校長のブログ」を、発信されていることを教えて頂きました。家に帰ってから拝見すると、集会や始業式や卒業式で子ども達に話された内容や、先生方の研究授業の紹介や、保護者が編集している文集に投稿された文章などが掲載されていました。数学者としての視点から、附属小学校の学習の意義や、生活していく上での物の見方について、素晴らしい講話をいろいろ読むことができました。話し言葉はその時しか聞く事ができないのですが、ブログ発信をして下さると、保護者も子ども達も、何度もじっくりと読むことができます。ブログはこんな価値ある発信が出来るのだなと思いました。自分のブログも、もっと内容を深めなければいけないと、反省させられました。

 また以前は、中等教育学校の校長先生もされておられて、その頃も、学生達に向けて、数学者である校長としての発信をされていました。中等学校の校長と、小学校の校長の間の期間は、しばらく附属学校に直接関わらない時期があって、そのころは大学で研究生活をされながらの発信をされていました。最先端の数学研究の話でなく、世の中のいろいろな現象に対しての考察や、学術的に活躍されている方の紹介、などの発信があり、おそらく校長を終えてからの、中等教育学校の学生達への発信かもしれないなと思いました。

 このような素晴らしい発信をされている校長先生なので、保護者も子ども達も、本当に幸せです。私は、ブログの新たな可能性を、学ばせてもらいました。

 私のブログは、毎日書き続けていること、身近な自然の記録を続けている、というは少し自慢できると思いますが、校長先生のような、質の高さが必要だなと思いました。

 

 

♫ 吾亦紅(われもこう) ♫