今日は、大阪市立中央図書館から木津川沿いを北へと歩いて安治川に出ました。安治川は、中之島北側の堂島川と南側の土佐堀川が合流した川です。今回は、堂島川沿い南岸遊歩道を大阪市役所に向けて東へと歩きました。木津川から安治川へ歩いたところに、「泥の河」宮本輝の文学碑がありました。この本は、読んだことがありません。ネットで調べてみました。「「泥の河」は、宮本輝の小説を原作とする1981年公開の映画です。監督は小栗康平で、脚本は重森孝子、撮影は安藤庄平が担当しています。物語は、昭和31年の大阪・安治川河口を舞台に、河川敷の食堂に住む少年と、対岸に停泊する船の姉弟との出会いと別れを描いています。宮本輝は1977年に「文芸展望」18号に「泥の河」を発表し、1978年に筑摩書房から刊行された『螢川』に収録しました。この作品で宮本は第13回太宰治賞を受賞し、作家デビューを果たしています。映画は自主製作、自主公開という小さな取り組みから始まり、欧米はもとより、旧ソ連邦、中国やアジア諸国にまでその配給を広げました。1982年度アメリカアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされ、製作から20年以上経った今日でも、名作として語り継がれています。」と、情報がありました。知らなかったことに、また一つ出会えることとなりました。