夕方、オーストラリアの元教え子のこぎつねから、新たなオーストラリアの自然の写真が送られてきました。できる範囲で調べてみました。写真から情報検索をしているので、違っているかもしれません。写真は、実際に元こぎつねが、撮影したものです。
①ハリモグラ(Tachyglossus aculeatus)
単孔目ハリモグラ科ハリモグラ属に分類される哺乳類です。カモノハシとともに卵生哺乳類として有名で、ニューギニア南東部、オーストラリア、タスマニアの岩石地、森林、山地、砂地に生息しています。最も原始的な哺乳類で、カモノハシとともに卵生です。寿命は長く、飼育下で49年という記録もあります。
②レースオオトカゲ(Lace Monitor)
オーストラリア東部に生息するオオトカゲ科のトカゲです。全長は2メートル(6.6フィート)に達し、体重は14キログラム(31ポンド)になります。砂漠地帯を除くオーストラリア全域に分布しています。木登りが上手な樹上性で、主に哺乳類や屍肉、トカゲなどを食べます。体色は暗灰色や黒褐色で、黄色の斑点が横帯状に入ります。地域変異が大きく、ニューサウスウェールズ州の個体群は喉や明色斑が青みがかる個体が多いです。
③バートンヒレアシトカゲ(Lialis burtonis)
ヤモリの仲間で、別名「バートンイザリトカゲ」とも呼ばれます。ヤモリやトカゲを食べる変わったトカゲです。瞳孔が縦長で、明るいところでは細く絞ります。ヘビのような見た目で、小型爬虫類を専食とします。
④ミルメシア・ニグロシンタ(Myrmecia nigrocincta)
ミルメシア属のアリで、ジャンパーアリまたはジャンピングジャックとも呼ばれます。1858年にフレデリック・スミスによって初めて記載されました。オーストラリア東部に豊富に分布し、乾燥硬葉樹林に生息しています。コロニータイプは単女王制で、女王のサイズは18〜20mm、ワーカーのサイズは15〜17mmです。女王とワーカーの色は、頭と体の一部が黒、体と足は赤、腹は金色です。跳躍に長けており、76〜102mm(3〜4インチ)を跳躍することができます。また、視覚も優れています。
⑤ランバーティア・フォルモサ(Lambertia formosa)
オーストラリア東部に分布する低木で、別名「マウンテンデビル」とも呼ばれます。高さ2メートル、幅2メートルに達することもあります。赤い花を咲かせ、主に春と夏に開花しますが、気温が低い時期にも散発的に開花します。花には蜜を多く含み、葉は3つ、時には4~6つが輪生します。Lambertia属に属する10種のうち、唯一オーストラリア東部で見られます。