先週、こぎうね幼稚園のフジ棚の下の所で、園児こぎつね達が蛹を見つけました。その蛹は、触ると、中で音を出すので不思議でした。直ぐには分からなかったので、調べておくねといいながら、分からずじまいでした。一週間後、幼稚園に行ったとき、「きつね先生、ここの蛹について調べてくれた?」と聞かれて、まだ調べられてなかったことを反省しました。
今日、もう一度ネットであちこち調べてみると、もしかしたら、ナンキンキノカワガではないかと分かりました。「ナンキンキノカワガの蛹は、毎晩カチカチと規則的な音を立てます。この音は威嚇のために出します。ナンキンキノカワガはコブガ科に属し、学名は Gadirtha impingens です。成虫は4~6月、9~10月に現れます。年2~3回の発生があり、成虫で越冬するものと蛹で越冬するものがいると言われています。繭の裏側には、蛹がお尻を擦り合わすと音がでるように扇型10本位の白い筋が作られています。天敵などが近付くと驚かすようです。」と、いうことでした。
園児こぎつね達のお陰で、また一つ、新しいことを知ることになりました。
ナンキンキノカワガ の蛹