昨年の秋、AIによる文章生成技術が世界的に広がりびっくりしました。そしてついに、これまでいつも使っているグーグル検索でも、検索内容に合わせて、検索データを組み合わせた文章(500~1000文字程度)で、答えてくれるようになりました。一つひとつのホームページを見なくても、だいたいのことが分かります。まだ試行中ということなので、次第に精度が上がってくるのだと思われます。子どもが検索をしても、使いやすくなってきたということです。

 パソコンと話し言葉でやり取りできるロボットが最近増えてきています。このAI生成の文章で答えることで、よりスムーズにくわしい内容の会話が出来るようになると思われます。一気にAI事情が進んでいるので、便利な反面、怖さも少し感じます。

 今日は、「キチョウの冬越し」「日本の主な渡り鳥」などを調べました。各ホームページを開かなくても、グーグルがあちこちのデータをまとめ文章にして、答えてくれました。また、「カモメの種類の見分け方」を調べると、主な種類は、カモメ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメの8種とすぐに読めて、それぞれの特徴については、各写真ページにリンクされていました。

 昨日までは、検索してからあちこちのホームページを渡り歩いて調べていたのが、AIが情報を収集して、一般的な情報としてまとめて示してくれます。およそのことを調べるには、これで十分です。その後の、詳しいことを調べる時の見通しがつきます。

 おそらく、これからの検索の仕方が、一気に変ってくるのだと思います。このグーグルAI生成の文章が出ることで、世界中の生活、教育、社会がさらに変化していくと思われます。知識の全てが、グーグル化されてしまいそうです。