今日は、筆書きの画仙紙(半切のさらに細長く半分の大きさ)の紙を吊す所を作りました。もう少しすると、細長い紙がなくなるので、多く持っている半切用紙にも書くようになると思います。最終的には、全紙作品も書きたいです。
現在、ウォーキングクローゼットの中に本棚を並べていて、本置き場にしているのですが、その入り口の扉の上の所に2m50㎝ほどの細い角材を渡して置きました。その角材に、大型のクリップを取り付けて、作品を吊り下げてみました。いい感じです。これから大きな作品を書いても、暫く眺めることができそうです。これで、筆文字の練習の環境がさらに整ったことになります。筆書きの練習がよりスムーズに取り組める環境を整えることができました。
今、筆文字、筆ペン文字の練習は、筆で手紙が書けるようになるということを目標にしています。昔、学生の頃、書道を習っていて、書展に出品するために、読めない漢字ばかりの作品を書いていたのですが、今はその練習はしません。漢字仮名まじりの歌詞を書く練習をしています。これだと、手紙を書く練習になります。目指す方向は、「見た目きれいに筆で手紙を書く」ということです。今、あちこち歩いている時、お寺や教会の前に、筆書きで今日の言葉を掲げているのを見ることがあります。それらの文字を見て、この文字にはまだまだ負けているな、これは自分の方が少し上手く書けるかなと考えたりします。また、時代劇で時々、巻紙の手紙を読むシーンがあり、とても上手に書いているなと感心したり、旅行に行った時、文学館や郷土資料館などで、文豪や昔の武将の手紙を見て感動したりすることがあります。書き慣れた上手な手紙です。こんな風に書くことが出来ればいいなといつも思って見ています。牧野富太郎さんも、とてもきれいな文字を書かれていました。
♫ 花梨(かりん) ♫
