現在オーストラリアに住んでいる元こぎつねから、写真が送られてきました。日本では珍しい植物もあったので、あちこちのネットで調べてアップしてみました。鳥は、以前に調べています。

 

1.バウヒニア(ヨウテイボク)

Bauhinia x blakeana、俗称:香港蘭:Hong Kong orchid tree)

 

 オオバナソシンカ (大花蘇芯花), ホンコンオーキッドツリー、とも言われる。
 バウヒニアは、香港の市花になっており、旗や紋章にもデザインされています。バウヒニア・ブラケアナは16世紀のスイス人植物学者Bauhink兄弟の名前に由来します。
花の名前の「blakeana」は、第12代香港総督であるヘンリー・アーサー・ブレイク(Henry Arthur Blake)にちなんで命名された。 蘭の花を連想させることから俗に香港蘭 (オーキッド・ツリー、Hong Kong orchid tree) 、葉の形が羊のひづめに似ていることからヨウテイボクという名も持つ。

 

 

2.イラワラフレームツリー(ゴウシュウアオギリ) Illawarra Flame Tree 

 

 カエンジュ(火焰樹)とも言われる。 イラワラフレームツリー  は、アオギリ科の常緑樹(半常緑樹)である。樹高は生長が早く30m程度までに達する。原産地(オーストラリア)では、冬から晩春にかけて開花する。オーストラリアでは、開花時には葉が見られなかったので、花茎も真っ赤であり、花も真っ赤なため、樹木全体が赤く染まった感じだった。花は、葉腋から円錐花序を出し、真っ赤なベル型の小花を見せる。開花期は数ヶ月続くと言われている。

 

 

3.ディアネラ(キキョウラン) Dianella ensifolia

 

 日本での開花は5-7月、ただし熱帯域では周年にわたって開花する。花茎は根出葉の中から伸び出して高さ50-100cm。途中には退化した葉が着く。まばらな円錐花序を形成し、花はそれぞれ横向きか下向きに開花する。分布はきわめて広く、東南アジア熱帯域では普通種で、オーストラリア、タスマニア、ニュージーランドから西太平洋諸島にまで分布し、希ではあるがアフリカやマダガスカルからも知られる。ただし地方型や生態型も数多く、それらを別種として10種にも分ける説もある。

 

 

4.センダン(栴檀) Melia azedarach

 

 順応性の高い種であり、原産地のヒマラヤ山麓のほか、中国・台湾・朝鮮半島南部および日本などの乾燥した熱帯から温帯域に分布する。日本では、本州(伊豆半島以西)、伊豆諸島、四国、九州、沖縄に分布する。温暖な地域の、海岸近くや森林辺縁に多く自生する。庭木や公園、寺院、街路樹にも植えられていて、しばしば植えられたものが野生化もしている。
花期は初夏(5 - 6月頃)で、葉腋から花序を出して、淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。花序の長さは10 - 20 cm。花弁は長さ8 - 9ミリメートル (mm) で、表が白色、裏が薄紫色で、10個ある雄しべは濃紫色をしている。アゲハチョウ類がよく訪れる。

 

5.レインボーロリキート( LoryまたはLorikeet) Trichoglossus moluccanus

 

 レインボーロリキート(日本名:五色青海インコ)は、オーストラリアで見られるオウムの一種です。クイーンズランド州北部から南オーストラリア州まで、東海岸沿いでよく見られます。

 

6.インドハッカ (Acridotheres tristis

 

 インドハッカは、カバイロハッカの名でも知られるスズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属に分類されるアジア産鳥類の1種である。 開けた疎林にいる雑食性の鳥で、強い縄張りの習性を持つインドハッカは、都市の環境にも非常によく適応している。

 

 

 オーストラリアは、冬が終わり、これから春になるという季節だそうです。最高気温が18度とか、36度とか、気温変化が激しく、風邪をひいたということです。お大事に。