今日は、孫の夏休みの理科研究「ダンゴムシのくらし」が、市の学校理科展に出品されているので、市民ホールまで見に行きました。孫は、明日表彰式があるので、親と一緒に行くようです。

 小学校の理科作品を見て回りました。市内には、小学校92校、中学校43校、高校1校、支援学校3校があり、各学校より6点程の作品が出品されています。小学校の展示場所と、中高学校の展示場所は分けられていて、小学校の会場には多くの親子が来て混み合っていました。ほぼ全ての作品を見て回り、特に、受賞作品はじっくり見ました。テーマ設定、取り組み方、まとめ方、結果、などを学ばせてもらいました。いい作品は、自分なりの研究テーマで、時間をかけて、工夫した実験をしたり、観察をしたりしていました。一方、実験本を見て、そのまま実験している作品は、あまり評価を受けません。また、具体的な物を扱わないで、本や資料からの調べ報告もよくありません。昆虫標本、岩石・化石標本、植物採集作品もあるのですが、これらは子どもの力では、評価を受けるほど多様に集めたり、考察したりすることは難しいようです。

 中高学校の作品は、あまりいい研究報告がありませんでした。見に来ているご家庭もほぼありません。各学校には、科学クラブがあると思われるので、理科の教師の指導の下、クラブの学生にそれぞれ研究テーマを持たせて、取り組みを進めて欲しいと思いました。運動系のクラブは、熱心に対外試合をして能力を伸ばしています。中学生の理科研究は、先生がもっと真剣に指導すべきです。

 

 

 

♫ 合歓木(ネムノキ) ♫