今日は、オーストラリアに住んでいる、元こぎつねの教え子から、写真が送られてきました。今回は次の生き物の写真です。写真の解説については、あちこちのネットから、情報を得ました。

 元こぎつねは、現在、英会話教室に通っていて、一つレベルが上がったということでした。

 

①ズグロトサカゲリ Vanellus miles 

 市内でも頻繁に見かける鳥で、芝生や草地を歩いている。樹上や建物上にいる姿はまず見ない。ケリ特有の「ケケケケ」という声は同じで、縄張り意識が強く近づくと威嚇される。場合によっては向かってくるので、鳥に興味のない人でもだいたいこの鳥の事は知っている。

 翼の翼角とよばれる部分につめが生えているので、ツメバゲリというよび方もある。このつめが何のはたらきをするかは不明だが、おそわれたときの防御に役立つという説もある。乾燥地帯の草原や農耕地、ゴルフコースの芝生、公園などにすみ、昆虫やミミズなどの小動物、植物の種子などを食べる。小枝や枯れ草などを集めて地上に巣をつくり、オリーブ色の地に茶色の斑点のある卵を3~4個産む。

 

②ボロニアピナータ boronia pinnata

 ボロニアの仲間は、オーストラリア固有の低木で、乾燥した明るい硬葉樹の林内に生えています。かわいらしい丸い蕾と、ベル形や星形の花が細い枝いっぱいにつきます。枝葉は柑橘系の香りがし、花にもかすかな香りがある品種が多く、日本でも人気があります。雨や霜に弱いので、庭植えよりも鉢植えで育てます。

 ボロニアは3月から4月頃に花を咲かせる常緑の樹木です。種類が多く、オーストラリアに約95種類ぐらいあるそうで、下の星形の小花を咲かせる種類のボロニアピナータ、小さなベルのような花を咲かせるボロニア・ヘテロフィラなどがあります。育てるのは、生息地が夏に涼しい地域に生息しているので、日本の高温多湿がとても苦手です。風通しの良い半日陰で育てた方がよいです。

 

③カラデニアフスカタ Caladenia fuscata

 一般にダスキー フィンガーとして知られ、ラン科の植物で、タスマニアを含むオーストラリア東部および南東部の固有種です。ユーカリ林に生える小さな地上蘭で、9月から10月に開花します。地中に塊茎があり、長さ 5 ~ 18 cm、幅 2 ~ 3 mmのまばらに毛が生えた細い線形の葉を 1 枚持つ、地上性の多年草、落葉性の草本です。白またはピンクの花が 1つ咲き、高さ 150 mmにもなる穂状の花が咲きます。

 

 写真をありがとう。

 また、楽しみにしています。