筆ペン作品を時々書いています。たまに、まずまずの作品が出来るときがあるのですが、進歩はゆっくりです。お習字を今さら習いに行くのも面倒なので、自分で学習をしなければいけないなと思っていました。自己流で書き進めていると行き詰まるので、古典の学習もしていかなければいけないなと、少し前から考えていました。
大学生の頃、書道部に属していました。その頃、臨書をしていた法帖をいくつも持っているので、取り出してみました。あと10年もすると、きっと全て断捨離をしてしまうので、今、有効に使っていくことにしました。これまで何度も引っ越しをしてきましたが、ずっと持ち歩いてきたものです。今、この日のために、持ち歩いてきたのだと思い、使い始めることにしました。他にも、書道全集28巻もあり、古代からのあらゆる書が掲載されています。
半紙、又は条幅の画仙紙に、筆で書くとよいのは分かっているのですが、まずは、最近ずっと使っている筆ペンで、A4コピー用紙に書いてみました。今日は、法帖の文字と同じ大きさに仕上げるように、数枚書きました。全くうまくないのですが、文字の形、線の多様さなどを学ぶことが出来そうだなと思いました。
健康な生活をするためには、毎日歩き続けることが大切です。文章を書き続けるためには、本を読み続ける必要があります。同じように、筆文字、ペン字を書き続けるためには、古典の習得が大切なのでしょう。時々、少しずつ、書いてみようと思います。
♫ 椿象(カメムシ) ♫