今日は、ゲド戦記1を読み終えました。内容は、アニメで表現されると良いような、ファンタジー冒険物語です。文字で物語として書かれているのが逆にすごいなと思いました。岩波少年文庫では、ゲド戦記はまだ続きが5冊あります。ゲド戦記1は、堺北図書館で借りているのですが、次に読む、ゲド戦記2,3は、大阪市立中央図書館で予約をして、今週金曜日に借りに行くことにしました。宮崎駿さんが、2006年にアニメ化されているので、本を読み終えてから、映像も見てみたいなと思います。

 印象に残った文章を書き出してみました。

 「子どもの頃は、魔法使いには不可能なことなどないと思っておったろうな。わしも昔はそうだった。だが、事実はちがう。力をもち、知識が豊かに広がっていけばいくいほど、その人間のたどるべき道は狭くなり、やがて何ひとつ選べるものはなくなって、ただ、しなければならないことだけをするようになるものなのだ。」

 「ことばは沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ。飛翔せるタカの、虚空にこそ輝ける如くに」

 作者のアーシュラ・K. ル=グウィンは、アメリカの女性作家です。カリフォルニア州バークレイ生まれ。英語で出版されている本なので、本来なら英語で読めるとどれだけいいかなと思います。しかし、勉強不足で訳本でしか読むことができません。ペン字、筆文字を今頃になって練習しているのと同じく、今頃になって、これから頑張って英語で物語を読む習慣もつけたいなと思います。なぜ、高校生、大学生の頃に、英語で小説を読む習慣を付けなかったのか悔やまれるのですが、後悔ばかりしていてもしかたありません。

 

♫ 大暑 ♫