昨日、現在オーストラリアにいる、かつての教え子から、シドニーで見られる、植物や鳥の写真が送られてきました。ネットで検索をしながら、鳥や植物の名前、生育環境などを調べました。今回、調べてわかったことを、知らせてあげようと思います。
ロリキート(ゴシキセイガイインコ 五色青海鸚哥)
英名:Rainbow Lorikeet
バンクシアの蜜をなめているところ。
ワライカワセミ
(Laughing kookaburra/ラッフィング・クッカバラ)
ゴクラクチョウカ 極楽鳥花
(ストレリチア・レギナエ Strelitzia reginae )
オーストラリアは、自然豊かですね。写真を送ってもらったので、関連したことを、あちこち調べてみました。
◆ロリキート(ゴシキセイガイインコ 五色青海鸚哥) 英名:Rainbow Lorikeet
オーストラリア、インドネシア東部、パプアニューギニア、ニューカレドニア、ソロモン諸島、バヌアツ。オーストラリアでは、ゴシキセイガイインコはクイーンズランド州から南オーストラリア州、タスマニア州北西部にかけての東海岸で普通に分布する。生息地は雨林や海岸線の低木地帯、森林地帯である。
◆ワライカワセミ(Laughing kookaburra/ラッフィング・クッカバラ)
オーストラリアに分布する大型のカワセミの仲間。鳴き声が人の笑い声に似ていることからその名がつけられた。カラスより少し小さい。日本のカワセミとは異なり、水辺で捕食することはほとんどない。
◆ゴクラクチョウカ 極楽鳥花(ストレリチア・レギナエ Strelitzia reginae )
ストレリチア属は4種が知られていますが、ストレリチア・レギナエ(Strelitzia reginae)が最もよく栽培され、ストレリチアの代名詞的存在です。花は鮮やかなオレンジ色の萼と青色の花弁からなり、温度を保てば周年開花し、切り花としても人気があります。レギナエは高さ1mほどで草丈は高くなりませんが、ほかの種類は幹が立って10mほどにも大きくなります。寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。
今では温室に咲く植物の定番となっている。 和名の由来は、花の姿を「極楽鳥」の鶏冠に譬えたものである。 英名はバードオブパラダイス(bird of paradise)である。属名の Strelitzia はイギリスのジョージ3世の皇后の出身家「ストレリッツ(Strelitz)」にちなむ。種小名の reginae は「女王の」という意味である。
元興寺の極楽坊を、思い出しますね。
◆バンクシア(Banksia)
バンクシアは、ヤマモガシ科の属のひとつ。約80種が含まれる。オーストラリア原産。オーストラリアのもっとも乾燥した地域を除く全域に産する。特徴的な花序と果穂を持ち、オーストラリア産の野生の花の中では有名で人気があり、よく庭木として利用される。バンクシアは大量に蜜を生産するので、蜜を食料とする動物の重要な食物資源である。ミツスイ科やhoney possum、pygmy possum、コウモリなどである。これらの動物はバンクシアの花粉媒介に貢献している。
日本でも、バンクシアを時々見かけます。多くの種類(80種)があるようなので、また、違った種類のバンクシアにも出合うことがあると思います。