昆虫展から帰ってくると、本が送られてきていました。かなり前に書いた原稿が、やっと本になりました。15巻にもなる教育学のシリーズの本の中の、12巻目の一部を書かせてもらいました。12巻目は、江間史明、黒上晴男、奈須正裕の三名の大学の先生方が、編集をされています。原稿を書いてから、4,5年も出版が進まず、原稿を送ったことを忘れてしまっていたのですが、出版社の担当が代わり、昨年夏ぐらいから再び本を完成させる動きがありました。何度か原稿校正のやりとりをして、今日完成したということでした。大学の先生が、半期の講義に使えるような編集になっていて、1冊が15章になっています。
私は、11章の「理科の実践」を書きました。内容は、次のようです。11頁ほどにコンパクトにまとめています。
1,朝の会、自由研究、日記の活動を大切にする。
2,フィールドワークに向かう気持ちを育てる。
3,理科の独自学習について。
4,学習はつねに独自学習から始める。
5,学び続ける子ども。
こぎつね小学校で先生をしていた頃の、中心になる学習法を書き残すことができました。自分にとっては、貴重な実践の記録が、この現代教育学のシリーズの本の中に残ったので、とても嬉しく思いました。
アクティベート教育学全15巻は、次のような構成になっています。1教育原理、2現代の教師論、3現代社会と教育、4教育経営、5教育制度を支える教育行政、6発達と学習の心理学、7特別支援教育、8教育課程論、9道徳教育の理論と実践、10総合的な学習の時間、11特別活動の理論と実践、12教育の方法と技術、13教育相談、14生徒指導・キャリア教育、15教職のための憲法 です。それぞれ2000円だそうです。
♫ 昼顔 ♫