今日は、コロナ再感染、自粛生活4日目です。昨日は、ペン字練習用の歌詞ノートを一日がかりで書き写したので、自粛生活を有意義に過ごすことができました。今日は、昨日しようと思っていて出来なかった、和紙の半紙や画仙紙に、小筆で手紙を書く練習を始めようと思います。
最近筆ペンで、花、虫、鳥などの自然の生き物の漢字表記を、筆で書いて作品作りをしているのですが、俳句の中には、季語として植物の漢字表記がたくさんあることが、この本を読んで分かりました。植物図鑑ですが、植物が読み込まれた俳句も紹介されています。今の自分には、とても興味のある本でした。400種ほどの植物を取り上げているのですが、ここ数年、フィールドワークをして写真を撮ってきているので、ほぼ全て(9割以上)の植物が分かりました。写真も、「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログに、掲載しています。いくつか、気になっている植物について書き出してみます。
・枸橘(カラタチ)、樒(シキミ)の花は、写真を撮っていたかなと、ブログを検索してみると、どちらも写真を掲載していました。
・山帰来(サルトリイバラ)の紹介がありました。サルトリイバラを山帰来と書くのを、初めて知りました。漢方で、このように書くようです。
・金雀枝(エニシダ)は、金雀児と書いていたのですが、金雀枝の表記もあるようです。『街とその不確かな壁』の物語の中に出てくる獣たちは、この金雀児の葉を食べていました。
・雛罌粟(ヒナゲシ)は、虞美人草とも言うようです。虞美人草は、夏目漱石の小説で、知っていたのですが、ヒナゲシと繋がっていませんでした。ヒナゲシの漢字表記は、とても難しい漢字を使っています。
・「椎(シイ)の木は、ブナ科シイ属にはアジアを中心に1000種近くあり、そのうち日本にはコジイとスダジイがある。一般にシイ、シイノキという場合はスダジイを指します。」と、いうことでした。少し前、往馬神社には、ツブラジイ(コジイ)がたくさん見られると書いていて、コジイ、ツブラジイ、スダジイと出てきて、まだ、自分の中では混乱しています。
・「ジャスミンはモクセイ科ソケイ属に分類されているつる性植物の総称ですが、主にマツリカ(茉莉花)やハゴロモジャスミンなどの芳香性の花を咲かせるものを指します。」と、ありました。茉莉花という表記を知りませんでした。ハゴロモジャスミンは、写真を撮ったことがありました。
・花魁草(オイランソウ)は、フロックスと言われる花だそうです。これはまだ、写真を撮っていませんでした。これから夏にかけて、花壇で見られる花のようです。
♫ 芭蕉 ♫