著者の齋藤孝先生は、「知的生活」とは、黙々と読書し続けるようなクールなイメージとは違うと言います。もっと能動的で、日々ワクワクドキドキして過ごすような、自らのクリエイティビティが発揮できるような、ホットな生活です。
・生まれ持った遺伝子に右往左往するのではなく、成長の喜びに満ちた生活
・得た知識が次の知識を呼び込み、好奇心の高まりが加速されていくような生活
・不遇な時期も、孤独な時間も、将来に飛躍する糧となる生活

を目指すことが大切ではないかと伝えています。

♥本当の知性とは何か。・・学び続ける力

♥生まれ持った「遺伝子」より、身に付けた「教養」を重んじる。

♥「向上心」があれば、逆境も力に変えられる。

♥何にも侵されない「精神の王国」をつくる。

♥人との縁によって、「人格」が磨かれる。

♥インプットを血肉化し、アウトプットを使命にする。

➔「時間を惜しんで本を読みインプットして、うまくアウトプットする人生を送って欲しい」と、大学生に伝えたいという本でした。齋藤孝さんは、本に3色ボールペンで線を書き込みインプットして、次の本の構想を立てておられるように思います。次の本を書くために、本を読むという生活をされています。