一週間前に起こったトルコの地震については、次のような報道があります。

・・「死者数が3万5000人を超えたトルコ南部の地震は、21世紀で世界6番目に犠牲者の多い地震となった。地震のエネルギーは1995年の阪神大震災の20倍以上で、内陸で起きた地震としては最大級とみられることもわかってきた。米地質調査所によると、最初の地震の規模はマグニチュード(M)7・8、その約9時間後にM7・5の余震が起きた。東北大などの分析では、最初の地震のエネルギーは阪神大震災の約22倍。日本の気象庁の震度に換算すると、一部で最大の震度7相当の強い揺れが起きていたという。地表の断層のずれ幅も大きかった。国土地理院が、宇宙航空研究開発機構( JAXAジャクサ )の地球観測衛星「だいち2号」の観測データをもとに分析したところ、阪神大震災の約4倍にあたる最大約4メートルの横ずれが生じていた。理科年表によると、今世紀の地震による死者・行方不明数は多い順に▽ハイチ(2010年)31万6000人▽スマトラ沖(04年)22万7898人▽パキスタン(05年)8万6000人以上▽中国・四川(08年)6万9227人▽イラン・バム(03年)4万3200人。今回の地震はこれらに次ぐ6番目となった。」

日本も、地震の多い国です。互いに助け合って、災害をできるだけ小さくする研究を進めていかなければいけないと思います。トルコの場合、建物の壊れ方がすごいので、まずは耐震構造の建造物の技術を高める事が必要なのだろうと思います。

 

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