日本人も、月に行く時代になってきているようです。新聞に次のような記事がありました。

「有人月面着陸計画など宇宙開発をめぐる動きが活発になっていて、若い世代が宇宙で活躍できる時代が到来しつつあります。宇宙航空研究開発機構( JAXAジャクサ )は2021年、13年ぶりに宇宙飛行士を募集しました。飛行士の高齢化が進んでいるからです。今いる6人の平均年齢は50歳を超えています。候補者に選ばれてから宇宙に行くまでに7~10年ほど訓練が必要で、次世代の飛行士の育成が急務です。もう一つは、有人月面着陸など、宇宙関連の計画やビジネスの拡大です。競争に遅れないよう、日本でも人材育成が求められています。今回、過去最多の4127人の応募があり、前回2008年の4・3倍です。30代が44・8%、40代23・6%、20代以下19・7%でした。合格者は、人の月面着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」に参加します。現在、米航空宇宙局(NASA)は、約半世紀ぶりの有人月面着陸を目指していて、日本やヨーロッパなども参加しています。今回の合格者は、日本人として初めて月に立てるかもしれません。昨年11月、NASAは、新型宇宙船「オリオン」を、地球と月を無人で行き来させました。来年には、宇宙飛行士を乗せて月を周回する試験が行われます。25年頃には宇宙飛行士の月面着陸を予定し、30年頃に月面への基地建設を進め、30~40年代の有人火星探査を見据えています。JAXAでは今後、宇宙飛行士を5年に1回程度、募集するそうです。」

 

四天王寺で撮影した月