「米植物工場建設ラッシュ」を読みました。

・ニューヨークから西に3㎞。世界最大級の植物工場がある。2016年創業の新興企業が、日本産の品種「おまかせベリー」を栽培している。8粒で20ドル、約2600円。

・イチゴやトマトなど、従来の農場と比べて350倍の収穫を見込める。限られた農地で、多くの収量が得られ、水を再利用出来る。

・21年の14億2300万ドルから、27年には、25億8000万ドルへ拡張の予定。

・世界的な人口増加。1950年は25億人、2020年は80億人、2058年には100億人を突破。

・露地栽培に比べて、単位面積当たりの収量を15倍以上に増やし、水の消費を90%削減できる。農薬の量も大幅に減らすことができる。

・近年アメリカでは、干ばつ、寒波など異常気象が続いている。室内で生産が可能な植物工場ならその影響も受けにくい。照明や気候の制御など、植物工場の基盤技術はこの10年で大幅に進歩し、経営コストが低下してきている。

・日本でも、国内の植物工場は12年の210カ所から22年には404カ所に倍増している。

 

→日本では、ハウス栽培が発達しているけれど、AI制御による自動化までには至っていません。農家の人達の高齢化もあり、今後、大規模な工場で、立体的に生産されるようになっていくと思われます。土を使わないで、種まきから収穫まで、全て自動化されていく可能性があります。

→植物工場の場合、受粉はどのようにするのか、ここには書かれていませんでした。ハチ、ハエ、AIによる?

 

こぎつねさんぽ より