朝から本を読みました。『問い続ける力』です。気になったところを書き出しました。
(1)では派「○○では・・・」と誇りたがる人達 →自分で考えない
とは派「△△とは何か?」と自問したがる人達 →自分が考える
(2)例外的な事例を探す。
かつてヴェトナムの子ども達の低栄養について調べたスターニン。4日間で2000人の子どもの体重を調べると64%が栄養失調状況だと分かる。貧困が原因だと分かるが、貧困をすぐに解決は出来ない。そこで、「非常に貧しい家庭で育っているにも関わらず、栄養状態のよい子どもはいましたか?」とスタッフに聞くと、何人かいたことが分かった。その例外的な子ども達は、①食事の前に手を洗っていた。②水田でとれるエビやカニを食べていた。この二つを実行することで、ヴェトナムの子ども達の栄養状況は一気に回復していった。
(3)イノベーションの種となる適切な問いは、「大きな視点」と「小さなディテール」を高速で行ったり来たりすることでしかうまれない。
(4)ノーベル賞受賞者を含む優秀な研究者は、①45歳までに5本以上の傑出した論文を書いている。②平均して5回は大胆に研究分野を変えている。
(5)「いつ自分と向き合っているのか?」→ただひたすら歩く時間を取り、そこでいろいろ問い続ける。
(6)「考えるとは何か?」 →①いかにして考え始めるのか。②いかにして考えを進めるのか。③いかにして考えをまとめるのか。
(7)WHYから始めると、WHO(神様)に行き着く。WHATから始めると、HOWという形式に変えて考えを進めることができる。
(8)巨匠は制限の内においてのみ現れる。