今日の一日のアナログな作業(回覧板を書いて配達したり、自治会掲示板にポスターを貼ったり)とは天と地ほど違う、現在最先端のオンライン授業の新しい形が新聞に掲載されていたので、学んでみることにしました。

 新しい学びの形。日本でも広がり始めるか。

「今、世界の教育界で最も注目を浴びている大学!それはミネルバ大学。世界トップクラスの大学に受かってもミネルバ大学を選ぶ人がいるほどの人気だそうです。大学なのに、ミネルバ大学には校舎が無く学生は世界7都市(サンフランシスコ、ソウル、ハイデラバード、ベルリン、ブエノスアイレス、ロンドン、台北)を旅して学ぶそうです。授業は全てオンライン、反転授業を中心に授業を行っています。」

「ミネルバ大学(Minerva Schools at KGI)は、「21世紀最初のエリート大学」として設立された新しい大学であり、サンフランシスコに拠点を置き、「高等教育の再創造」を掲げるミネルバ・プロジェクト(Minerva Project)社が運営する。キャンパスを持たず、講義はすべてオンラインで行われるが、学生は寮で共同生活を営む。そして、寮は世界の7カ国を転々とする。ディスカッション中心の授業や、企業や政府、自治体と協働して進めるプロジェクトを通じて課題解決の手法を学ぶ。ハーバード、スタンフォード、ケンブリッジなどの名門大学を辞退して進学する学生がいる。」

→2024年秋にも日本を「拠点」の一つとすることを検討している。

→オンライン授業は全て20人未満に限定し、議論が中心。

→学生には事前に授業のテーマに関する資料を読み込んで準備する課題が出されている。

→議論での発言や頻度や内容を評価する。

→学生の出身地は80カ国から。全寮制の共同生活で多様な仲間と交流する。

→サンフランシスコに1年間、ソウル、ベルリンなどに半年ずつ滞在。都市自体が教室。

→600人の学生を今後2100人に増やす計画。現在日本人学生は5%と、中国や韓国より少なめ。

→合格率2%。

 

 学びの時間空間が、全地球規模になってきていることが分かります。今後、大学だけでなく、小、中学校の学び(まずは塾)が、このようになっていくのだろうと思われます。