今日は午後から、長居まで歩いて、大阪市立自然史博物館に「アンダーグラウンド展」を見に行きました。 100円の割引券が送られてきているので、100円引きで入りました。大阪の地下の様子は、私が学生の頃、そして、堺市立科学教育研究所の地学研究室にいる頃と比べて、それほど進歩しているようではありませんでした。画期的な新発見があるのではないのですが、ビル工事があちこちで行われているので、クジラの化石やゾウの化石が発見されているようでした。地層の保存は、写真だけでなく、粘着物質を地層断面に吹き付けて、その上に布を貼り付け、乾いたら地層表面を剥ぎ取る技術で、本物の地面の断面が展示されていました。いくつも展示されていました。断層の様子も、野外で見ているように観察ができます。また、岩石や鉱物も展示されていました。展示されている岩石は、家に持っているものも多いのですが、さすがに立派な鉱物は、我が家にはありません。大きな結晶が並んでいる鉱物は、素敵でした。ボーリングコアも展示されていて、大阪平野の地下深くまで、どのように大阪層群が重なっているのかが調べられていました。ボーリングコアを見て、地層の種類を見分けるのは、かなり難しいことです。かつて、小学校の理科室にもあったのですが、それを、教材として6年生の地層の学習に使うことは出来ませんでした。

 さらに、セミタケも展示されていて、写真を撮りました。一度、実際に野外でみてみたいと思っています。

 

断層の地層断面の標本

 

河口周辺の地層断面の標本

 

大阪層群の堆積の頃の

ゾウの化石

 

ゾウの化石

 

クジラの化石

 

セミの幼虫の成長

 

サナギタケ

 

新種のギンリョウソウの発見