今日は、コロナの予防接種の翌日なので、歩きに出ることはやめて、本を読みました。小さな花を中心に、身近に見られる植物の紹介をしていました。写真は、多田多恵子さんの撮影ではなくて、写真家の大作晃一さんが担当したものです。被写体全面に焦点が合う、深度合成の手法を使った写真が掲載されているので、とても美しい花の図鑑になっています。この本を見ていると、今までかなりいい加減に植物を見ていたなと感じさせられました。見慣れている花が、実はこんな姿をしていたのだと再確認しました。もっとよく見なければいけません。自分が今持っているカメラでも、ある程度接写ができるので、小さな花の作りを、できるだけ詳しく記録していきたいなと思いました。これまでは、「ここにこんな植物がありました」というような記録の仕方でしたが、「○○の植物は、こんな花の構造をしていて、葉や茎はこんなようすになっています」というような記録の仕方をしていきたいと思いました。盛口満さんは、スケッチを詳しくされています。写真と合わせて、スケッチも大切な観察の第一歩だなと、理科の基本を思い出しました。「よく見て記録するところから、理科学習は始まる」ということです。