少し前に読んだ、学生向けに書いた『沖縄自然探検』の本と違って、石垣島の自然観察者正木任(まさきつとむ)さんのことについて書いた本でした。多くの人間関係が出てきて、また、戦前、戦争中の時代のことでもあるので、よく分からなくなりました。さらに、石垣島、西表島、の昆虫だけでなく、貝やカニなども出てくるし、じっくり読まないと前後関係を理解するのが難しい本でした。いずれ、沖縄に昆虫を見に行くようになったとき、読み返してみようと思います。