『人間は、いちばん変な動物である』を、夕べと今朝で読み終えました。13回に渡って行われた日高敏隆先生の大学の講義をビデオに収め、その映像から文字起こしをして、文の体裁を整えた本でした。日高先生は、2009年に亡くなられています。生物学の最前線で研究を続けてこられた博識の総まとめのような内容でした。 

 第1講◇動物はみんなヘン、人間はいちばんヘン 第2講◇体毛の不思議 第3講◇器官 第4講◇言語なくして人間はありえない? 第5講◇ウグイスは「かー」と鳴くか? 第6講◇遺伝子はエゴイスト? 第7講◇社会とは何か? 第8講◇種族はなぜ保たれるか? 第9講◇「結婚」とは何か? 第10講◇人間は集団好き? 第11講◇なぜオスとメスがいるのか? 第12講◇イマジネーションから論理が生まれる 第13講◇イリュージョンで世界を見る