昨日、大阪市立中央図書館で借りた本です。昨日の夕方から少し読み始めて、今日の午前中に読み終えました。新型コロナ感染が広がり、生活の仕方が大きく変化してきていることを考察して、今後コロナ感染が治まったとしても、以前の生活には戻らないことが多くあるということです。齋藤孝さんは、本の出版を多くされていて、これまでは、出版の為の会議を対面で何度もしたのに、ここ数年は、WEB会議とメール連絡だけで本を仕上げることが出来ることが分かったようです。これは、教科書執筆にかかわっている私にも言えることで、WEB会議を時々するだけ、原稿は大容量転送機能を使ってやりとりをします。かつては、2ヶ月に1度ペースで、東京まで出かけていた会議も、全くなくなってしまいました。それでも、教科書、そして指導書の編集は出来ています。また、齋藤孝さんは、大学の講義を、WEB会議システムで進めて行く上で、最初は出来るかなと心配されていたのですが、学生の少人数での話し合いも、WEB上でグループに分けて話し合いが出来ることがわかり、問題は無いことが分かってきたということです。教科書の編集会議でも、同じように、グループに分かれて、また、全体会議をするというように使われています。世の中の動きが、一気にデジタル通信、仮想空間で進められるように変わってきているということでした。