伊勢武史は生態学者です。しかし、生態学者と言っても、虫や花の観察、分類をしている人ではなくて、生物の環境との関係性を研究する人のようです。なぜそこにその生物はいるのか、周りの環境との関係性、これからどのように変化していくのか、ということを研究されています。フィールドに出て研究するよりも、パソコンに向かっている時間の方が長いと書いていました。コロナ感染拡大で、人々の生活が一気に変化したことから、話が始まりました。これまで当り前だった満員電車での通勤、出張会議などが解消され、会社に行かなくても仕事が出来ることが分かってきました。その通りだと思いました。しかしまだ、教育のオンライン化があまり進んでいません。小学生は仕方ないとは思うのですが、高校生、大学生は、もっとオンライン教育が進み、海外の高校や大学への進学が進むのではないかと思ったのですが、まだまだです。さらに、旅行先でも、生態学者はいろいろ考えるというところで、アーチーズ国立公園やザイオン国立公園に行ったことを取り上げていました。自分も行ったことがあるので、とてもよく分かる話でした。伊勢武史さんは、ハーバード大学を卒業されているようなので、これからも国際的に活躍されていくことを期待したいと思いました。日本の教育も、もっと高めてほしいと思います。