毎週火曜日、図書館に行くので、1週間で3冊読むことになります。机の横に置いていても、3冊なら邪魔になりません。借りてきた日に、まず1冊目を読み始めて、1日か、1日半で読んでしまいます。そして、あと2冊を5日間で読むような読書生活です。多く借りると、読まない本、読めない本を積んでおくことになります。それはそれでストレスになるので、自分にとっては1週間3冊が丁度よいと分かってきました。一日100ページ、一週間で700ページ程度の読書なら、続けられそうです。
今日は、『2050年の地球を予測する』という、伊勢武史さんの本を読み終えました。二酸化炭素が確実に増えていっているので、今のままのペースで増え続けると、平均気温がさらに3度、4度と上昇していくようです。今後、二酸化炭素の排出量を今よりも減らすことで、2050年には、1.5度ぐらいの上昇に抑えられるのではないかと計算されています。この伊勢さんの本には、2050年ごろの最悪の状況をたくさん書いているのではなくて、いかにしたら二酸化炭素排出量を減らすことが出来るかについて書いていました。二酸化炭素の濃度は、1987年は350ppm(0.035%)だったのですが、2021年には420ppmに増えています。35年間で70ppm増えています。このまま増えていくと2050年には、500ppmになりそうです。今年も記録的な暑い夏だったのですが、さらに、今年以上の高温状態が続くような地球環境になっていきます。二酸化炭素の排出量をいかに減らすかについて、全世界的に取り組みを進めなければいけません。ロシアが、ウクライナに侵攻している場合ではなく、一刻も早く平和な状況に戻さないと、環境問題に取り組むことができません。
気象庁