キタキチョウ 2022年8月27日 槙尾山施福寺参道

 

 卵を産んでいるようです。夏型のキタキチョウだと思います。

「幼虫はナツハギ、メドハギ、ミヤギノハギなどのハギ類、ネムノキなどのマメ科、リュウキュウクロウメモドキなどの植物を食べます。キタキチョウは鮮やかな黄色が特徴的な蝶で、翅の表側が殆ど全て黄色くなっている秋型と、翅の外側が黒っぽい色で縁どられている夏型に分けられます。また、夏型と秋型の中間をとったような翅を持った中間型と呼ばれている個体もいます。様々な花の元を訪れる習性があり、花に止まっている時は翅を閉じた状態になります。夏には湿った場所や河原などで吸水している姿も見る事ができます。
 キタキチョウの近似種としてはキチョウがあげられ、この2種は元々、同じ種類として扱われており、外見的にも簡単には見分けがつかない程、よく似ています。また、キタキチョウはツマグロキチョウともよく似ており、翅の部分にある黒いフチがキタキチョウよりもツマグロキチョウの方が広くなっている事などが違いとしてあげられます。」(昆虫図鑑)