ミズヒキ キンミズヒキ 2022年8月7日 槙尾山施福寺参道

ミズヒキ(タデ科)

 

キンミズヒキ(バラ科)

 

 ミズヒキと、キンミズヒキです。

ミズヒキは、

「日本全国の山地や平野の路傍、藪などに見られるタデ科ミズヒキ属の多年草。開花時期は8~10月で、茎の先端から長さ20~40センチほどの細い花軸を数本生じ、直径2~3ミリの花がまばらに咲く。花には1本の雌しべと5本の雄しべがあるものの花弁はない。花弁のように見える十字型の「萼片」が紅白に色付くが、上半分が紅く、下半分が白いため、花を上から見れば紅く、下から見れば白く見える。」(植木ペディア)

キンミズヒキは、

「本州、四国及び九州に分布するバラ科の多年草。日当たりの良い路傍、疎らな山林、野原などで普通に見られる。慶弔事の封筒に使う水引に喩えられるミズヒキはタデ科であり、本種がその黄花種というわけではないが、同じように金粉をまぶした水引に見立てて、キンミズヒキと名付けられた。葉は茎から羽根状に広がるが、大きさは不揃いになる。葉の付け根には小さな葉のような「托葉」と呼ばれるものがハート型に付いているのが特徴。早春に採取した若菜は和え物、御浸しなどにして食べることができる。開花は7~9月で、分岐した茎の先端に黄色い五弁花を穂状に咲かせる。実ができる頃の萼片は鈎状になっており、動物や人間の衣類に付着して種子を拡散する。同時期に開花するヌスビトハギと同様、いわゆる「ひっつき虫」の一つで、地方によってヒッツキグサ、ナゴミ、ナモミ、ヌストグサ、ノサバリコ、キチガイなどというが、いずれも衣服に付着した本種と格闘する様を表す。」(植木ペディア)